Amazon Fire HD 8 Plus レビュー|1万円タブレットの実力はいかに  

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お久しぶりです。先日から行われているAmazonのブラックフライデーで前々から気になっていたタブレット「Fire HD 8 Plus」を購入しました。

このタブレットはGooglePlayが通常の使い方ではインストールできないために賛否両論ある製品ですが、今回実際に使ってみてその感想をレビューしていきたいと思います!

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「Fire HD 8 Plus」開封!

Fire HD 8 Plusの外観

うん、パッケージと中身はいい感じです。デザインもおしゃれでかっこいい

内容物は上の写真の通り。左から、箱、本体、充電器、説明書が入っています。
ケーブルはType-Cで文句なし。変換アダプタにはAmazonのロゴが刻印されています。説明書には、各国の言語で「こんにちは」が並んでいます。

本体は、やはりiPadや高価格帯のAndroidタブレットにはデザインで見劣りするものの1万円台だと考えると十分な仕上がりになっていると感じます。

デザインは、横持ちベースで使う設計になっています。
上部にスピーカー、右部に音量ボタン、電源ボタン、外部接続端子が搭載されています。下部にはメモリカードトレイが搭載されているので、容量を拡張することも可能になっています。

不満があるとするなら、縦持ちにしたときには電源ボタンを上にしてスピーカーが左にくるようにして使用するのですがそのときに左手がスピーカーを塞いでしまうことがあるということです。
ただ、持ち方にも依存するのでここは気になる人は少ないと思います。

Fire HD 8 Plusのスペック

Fire HD 8 Plusのスペックの概要は以下のとおりです。詳しいスペックはAmazon公式を参照してください。

ディスプレイ8インチの高繊細タッチスクリーン、解像度1280×800、HDビデオ再生、IPS(面内切り替型)技術と高度な偏光フィルター搭載
サイズ202 x 137 x 9.7mm
重量355グラム
CPU/RAM2.0GHzクアッドコア/3GB RAM
容量32/64GBの内部ストレージ、1TBまでのmicro SDカード対応
バッテリー通常使用時、最大12時間(用途によって異なる)
入出力USB-C(2.0)コネクタ
オーディオ3.5mmステレオジャックと内臓Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー
センサーアクセロメーター、環境光センサー
カメラ2メガピクセルフロントカメラとリアカメラ、720pのHDビデオ録画

GooglePlayが使えないことはどのくらい不便なのか

Fireタブレットシリーズの弱点

Fireタブレットシリーズは通常の使い方だとGooglePlayやAppleStoreは使えません。
FIre OSというAndroidベースの独自OSを採用しているため、GooglePlayの代わりにAmazon Appstoreからアプリをインストールしなければなりません。
それはいいのですが、なんと言ってもこのストアはアプリの数がとても少ないという弱点があります。YouTubeなど主要なアプリも揃っていない状況なのです。

Amazonアプリを楽しむ上では十分の仕上がり

では、どんなアプリなら使えるのかと言うと基本的にはAmazonの純正アプリが使えます。
例えば、PrimeVideoやAmazonショッピングやKindleなどがあり、Amazonのサービスを楽しむ上では申し分ありません。
その他では、Spotifyや日経新聞など一部外部のアプリも存在しているようです。

Google製アプリなどのストアにないアプリはブラウザから使うしかない

問題はGoogle製のアプリです。YouTubeやGoogleカレンダーなどGoogle純正のアプリが存在していない状況です。(純正ではないサードパーティ製?アプリは存在)

ではどのようにして使用するのかというと、ブラウザ経由で使用します。
Fire HDにはSilkブラウザというAmazon純正のブラウザが搭載されています。ここから、YouTubeやGoogleドライブなどを閲覧する形になります。
やはり、アプリに比べると使いにくいですが閲覧する分には問題なく使えそうです。ただ、アップロードなどの作業はやりにくいのではないかと感じています。

ちなみにブラウザでお気に入り登録したサイトはホーム画面から右スワイプで出現する「ライブラリ」からクイックアクセスすることが出来ます。これはせめてもの救いです。

やりたいことはとりあえずはほとんどできる

ということで、ブラウザと併用すればほとんどのやりたいことはできるという状況です。Amazonサービスを中心にエンタメを楽しむ分にはこの価格帯のタブレットとして十分使えるものになっていると言えそうです。
とはいってもブラウザでYouTubeを見たりするのは快適とは言い難いので、アプリとして使えるようになってくれる日を心待ちにしています。

実際に使用してみてのその他の使用感

動作はやや重たいが普段遣いでは問題ナシ

動作は流石にややもっさりしている印象です。ブラウザ経由でnotionなどのメモアプリを使うことが多いのですが、ややカクカクしてしまっています。
ただ、普段遣いでエンタメを楽しむ分には不自由なく使えています。

また、搭載されているスピーカーですが高音質とはいえないものの十分音楽や動画の音声を聞ける音質です。

サイズ感はかなりお気に入り

そして、私が気に入っている点がこのサイズ感です。
このサイズ感の端末を使ったのは初めてですが、片手にギリギリ収まるこのサイズが動画を見たりブラウジングをする際になんとも言えない使いやすさとなっています。

ちなみにこれを使ったあとにスマホでYouTubeを視聴すると画面の小ささにやや見にくさを感じてしまいます(笑)

Showモードは使わないかな

ShowモードとはタブレットをEcho Showのようなスマートディスプレイとして使用する機能です。
「アレクサ」と呼びかけることで、照明をつけたり、天気予報を聞いたりすることが出来ます。
ただ、このShowモードはタブレットとして使用する頻度が多い場合は切り替えるのがめんどくさいかなと思います。スマートディスプレイはやはり据え置き型が使いやすいのかなと感じました。

普段使いのタブレットとして最適

Fire HD 8 Plusですが、普段使いでエンタメを楽しむ分には十分の仕上がりになっていました。
ただ、iPadやハイエンドタブレットで行うようなクリエーター向けの作業は難しいと思います。
今回のレビューが今後のタブレット選びに役立てば幸いです。

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